週末のはなし

LOVE定額ほど口にするのが躊躇われるサービスもなかなかないよ。彼女と二人で行ったら何も説明してないのに互いの番号同士で登録すると思われてたり。このサービス名考えた人はちょっとおかしいよ。
映画『ティム・バートンの「コープス・ブライド」』観に行ったが、ストーリーはかなりオーソドックスなもので期待してた程興奮しなかったなあ。まあ「誓いの言葉に問題がある」のところはうわーと思ったし最後の教会シーンあたりからうるうるしちゃったけど。あーでもわかんなかったのは結婚する生きてる二人の気持ちなんだよなあ。あれ結婚前日あたりでやっと顔や名前知った程度の状態からと考えて良いんだよね? 思い入れあるんだかないんだかちょっとわからないままに話が進んでしまってて。まさか最初にピアノ弾いてるの観て「情熱的」だと惚れたわけもあるましい。
映像は凄かった。クレイアニメってあんまり観たことないけど、表情とか仕草とかがやたらリアルで本当に生きてるかのような躍動感があってびっくりした。無言で佇んでいるだけのシーンでも眼球がプルプルしてたりちょっとした手振り身振りも欠かさず表現されてたり。CG部分がどれくらいの割合なのかはわかんないけどこれだけの映像を作れる時代なんだなあと感心したよ。先週テレビでやってた実写ドラマ版『火垂るの墓』では蛍のシーンのCG合成にちょっと萎えたりしたもんだが、アニメやクレイアニメなら作り物のみで構成されてるからCGが加わっても気にせず楽しむことが出来るね。ピアノシーンなんかもちゃんと鍵盤を叩いてる様子が描かれるから良いな。実写のドラマや映画だと楽器を弾く手と本人の顔とが別々に写されたりしてげんなりしがちなんだよね、あれどうにかなんないんだろうか。
夜は外ですき焼き食べてたら『SWING GIRLS』観るの忘れてた。本仮屋ユイカ観たいので今度レンタルしよう。『ファイト』以降見てない彼女だが、冬ドラマ辺りには出てくれないかなー。