週末のはなし

1(土)は、後輩と連絡とって2年ぶりくらいに大学時在籍してたサークル部室へ遊びに行った。当時書いてたサークル会誌の原稿はことごとく廃棄されてたので微妙に悲しかったりするが(まあ回収してなかった自分が悪いんだが)見本誌は全て読み返せて面白かった。今じゃ考えられない程いろいろやっててびっくりだ。自分の書いた漫画は『太臓もて王サーガ』なみにパロディの連続で我ながら凄いと思ったり。昼飯食いつつお互いの近況を話したりして夕方までまったり過ごす。あと割と私物置いたままだったので一応回収(ビートマニアのアペンドディスクなんてもう使わないだろうけどな…)。長年どこ行ったか気になってた『うずまき』全3巻が出てきたのは嬉しかった。久々に読み返して爆笑。
帰りに紙屋町をうろうろ。なかなか見つからなかった『デビューマン』1巻はとらのあなにてようやく見つけた。やっぱ2巻より1巻の頃のが好きだなあ。『EDEN』13巻も忘れてたので購入。つーかストーリー自体毎回忘れてるが。『大奥』1巻は出逢えてラッキーな作品でした。ついでに大学入学当時サークルの先輩にしきりに薦められて結局手をつけなかったよしながふみ先生にもやっとこ興味持った。他の著作探してみようかな。
2(日)は前日持ち帰った『うずまき』に見事にハマってくれた彼女と映画版『うずまき』借りて観てみる。うう〜ん…どうしてこんなまとめ方にしてしまったのか、そしてこれで製作者は満足出来たのか、疑問が尽きない出来でした。全エピソードを完全再現してくれとまでは言わないが、他にも幾らでもやりようがあったのではと思わずにいられない。秀一君のお父さんのうずまき収納はチラリとも見せてくれないのか。ホラーとギャグが混在しているのが伊藤潤二作品の魅力だと思うが、この映画はどちらに関しても突出したものがない。CG使うなら当然期待したい「うずまき」にしたって、唯一秀一君のお父さんの目玉ぐるぐるぐらいじゃないか。原作が良いだけに勿体無さ過ぎる映画でした。あーでも佐伯日菜子演じる目立ちたがり屋さんはもの凄いセンスでアレンジされてて笑ったね。何だあのカチューシャ、何だあの眼鏡。