オタクのはなし

映画版『電車男』の感想(→http://blog.livedoor.jp/umu/archives/24732403.html)を書いたら以下のようにリンク紹介して頂けてたのでちょこっと反応を。あ、一応だけど、別にこれを書いた方(以下、sugar_hurlerさん)への文句とかじゃないので。


クローン人間現るッッッ!!の巻き 2005/06/11 今日のネタ
http://clone.exblog.jp/2917189/

おそらくこの人はオタクではないんだろうなー。
主人公の演技がお宅っぽくて満点と書いてあったし。
映画の楽しみ方が全然違って一般人と自分との壁を感じた。


有無の他の記事まで読んだことある人はそうは(ぼくがオタクじゃないとは)思わないだろうけど、あの感想だけ見るとこうとられることもあるのか、と興味深く思った。ただ、これは電車男の感想でも書いてるけど「オタク」と言う言葉をどう定義しているかで人によりけりなだけだと思う。
山田孝之の演じるオタクをリアルだと感じたのは似たようなオタクを見たことがあるってのが最大の理由なのだが、おそらくsugar_hurlerさんは逆にああ言ったオタクを見たことがないのではないだろうか。今の世の中、オタクと呼ばれる人にはいろんなタイプの人がいて、立ち読みした『電波男』のように極端な例だけ挙げるのは全てのオタクを指すことにならないと思う。昔ながらのオタクファッションだったり世間のイメージ通りのオタク姿だったり『げんしけん』に出てくる高坂のように可愛い顔してるけど中身は濃いオタクだったりなわけで。つーか逆に「オタク」と言う言葉が曖昧過ぎるのもあると思うけどね(だから感想内でもほんとは使いたくなかったんだけど)。ぼくの趣味をよーく知る友人の中でも、オタクだとかマニアだとか呼ばれたりオタクっぽくないと言われたりしてるしいろいろで、だからと言って特別な扱いをされたりすることはないように思うし。そう言う意味で言えばsugar_hurlerさんの認める「オタク」にぼくは含まれないってだけのことかも知れないです。
ついでに立ち読みした『電波男』についてちらっと触れてみるけど、とか書こうと思ったけど立ち読み程度でだらだら書くと変な突っ込み入りそうなのでやめる。まあ何となくなんだけどこの著者の書く「オタク」もまたぼくが含まれないような気がして共感のしどころがなかったのが残念なところです。