謎本のはなし

本屋に寄ったら『デスノートの秘密/大東京デスノート研究会』(http://www.data-house.co.jp/book/8080.html)てのがあったので立ち読み。いやーこれは酷いです。一昔前は「漫画喫茶で数時間粘ってれば書けそう」なんて感じでしたが、今は「いくつか感想サイトやファンサイト回ってれば気軽に自宅で執筆可能」て感じですよ。目新しい考察もないし、穴だらけの推測が断定気味になっちゃってるし、そもそもリアルタイムでガンガン更新されるネットに比べれば書籍としてまとめちゃうことに何の意義も感じられないわけで。同じ内容を普通にネットで公開して下さい、と思いました。
ってこれ著者は『幽☆遊☆白書』や『ジョジョの奇妙な冒険』の謎本書いた人と同じっぽいね。あの二作のは楽しませて貰ったんだけどな。まあ考察や分析が難しい漫画なのは知ってますけど、どちらにせよ肩透かしな内容でした。今は早く、ネット上での第二部の感想を読みたいですよ。